特説・「心が良くなる」とは-7・異次元への高まり1
「外界現実」への向かい方の展開変化では
答え1に引き続き、
「情緒レベル感情」から
「人生レベル感情」への、
「外界現実」への向かい方の
展開変化を見ていきたいと思います。
これら
感情の
次元については
その2参照。
まず
「身体レベル感情」の
領域について、
答え1で書いたもの
おさらいしておきましょう。それが
ベースになります。
この
次元では、
望む「外面現実」が
どう得られるか、また
得られないかの
答えが、
「外界現実」の中に
全てあります。まずは
物理自然現象の
「現実の法則」として、ということになるでしょう。それを
学び理解し、
論理的思考で考え、
「外界現実」への良い向かい方を
積極的にできるようになるといい。
「個における情緒レベル感情」の
領域での
「外界現実」への
向かい方姿勢も、
「身体レベル感情」の
領域と
同じです。
望む「外面現実」として、
より自分の好みに
合うものを、
まずは自分で探し、その実現方法を学び、考える。
論理的思考でです。
言えるのは、これについて
考えるのを人に頼る姿勢だと、
なおさら進めないということでしょう。
異次元への高まりそこから
「関係性おける情緒レベル感情」そして
「人生レベル感情」と
次元が高くなるにつれて、
「外界現実への向かい方」も、
全く異なる次元のものへと
展開変化します。
ハイブリッド心理学が考える、その
良い向かい方としてです。
3つの軸によってです。
「姿勢」と、
そもそも良い「外面現実」とは何なのかということ、そして
「外界現実」にあるものとして
視野に入れるべき
「現実の法則」です。
姿勢まず
「姿勢」は、上述の
ベースのものと
同じもの、というか
そのままのものです。
望む「外面現実」を
得るために、
自分で、論理的思考で考えて向かう姿勢です。
その
同じ姿勢を、
感情の次元が高まる領域でまたそれぞれ持つというよりも、
姿勢の確立はベースの領域においてのみあり、そこからどんな連続性において異次元の領域を見れるかの
問題になります。
つまり、
姿勢の
確立はあくまで
日常生活で
物理自然現象レベルの
「現実の法則」を
しっかり論理的に思考できることです。
占い師にマインドコントロールされるような羽目になる
危険性が
ゼロとなるよう^^;
どーでもいい話ですがそのニュース(答え1参照)に関連し、TVのワイドニュースで、街で「占いを信じますか」との質問に6割以上の人が「信じる」の方に投票していたのを見たのにはやはり多少仰天。女性をアンケート対象にしたものだったかな。「占い」の手法・・?^^;
話のついでに
「占い」についての
島野の意見なども書いておきますかな。その
ニュースに絡め。
某女性タレントと同じく、その
占い師と
同居および多額出費を強いられた
女性の
告白で、
そもそもなんでそこまでその
占い師に
のめりこんだのかの
経緯なども語っていました。
すると
最初は
夫婦でその
占い師に見てもらった折、まず
旦那さんの方が
「これはすごい!」と驚嘆したのが
始まりだったと。
占い師に、
「16年前のあなたのミッションは映画を作ることでした」と言われたと。
ピンとこないまま、後日
中学生の頃の日記に、
「映画を撮りたい」との
自分の言葉を発見したというのです。
ただこれは
実は誰もがふと夢想しやすいことがらの
一つなんですね。
僕だってそんなこと
浮かべたことはある気がする。
そのように、
「占い」というのは、
誰にでも当てはまりながら意識されなくなっている可能性が高いことがらの
懐を
豊富に持ち、それに
人生の生き方の
洒落たトッピングをすれば
成り立つものと、僕としては見ている次第です。その点、多少とも
人生経験踏まえた人間がそれをするのであれば、まあ
害もあまりなく役に立つ面もあるだろうと。
どこかで
聞いた記憶がありますが、
「あなたは犬を飼っていますね」とか、
神通力で見抜かれたとしか感じられないようなものも、実は
観察力が優れていればそれを
示す兆候があるのを
見ているという話。
その知識を「外界現実への向かい方」に組み込めるか一方、
本当に
超自然科学的な霊感的能力によって
人の過去を分かる人物が、
世界にはいるかも知れない。これを
私は
否定しません。
私自身の科学知識の中の
連続性においてです。
具体的には
「電磁波」の
作用としてです。
霊魂が
遊離した電磁波の塊として存在し、それを
脳が
取り込むことで、
「前世を知る」というような
現象が
あり得るかも知れない。
しかし、ここで言っている
ベースの姿勢の
確立における、
「現実の法則」の理解というのは、
どこでどんな事がどんな原因でどの程度起きるかという
「確からしさ」を
しっかりと把握するということなのです。
それによって、
日常生活の、
人間関係の、そして
仕事の、
問題解決が自分でできるような、矛盾のない一貫した知識の体系というものを、
自分なりに持つということです。
ですから、
「超能力」と
一くくりに言われるような
能力として、
私自身が
実際にその様子を見れるものであれば、
私自身はそれを
「信じる」口です。
たとえば
TV『志村どうぶつ園』に出てくる
「動物と話せる女性ハイジ」は
本物だと感じます。多分
動物の脳の活動を
電磁波で
直接感じ取れるのでしょう。その
動物が
それを伝えようとする程度の
脳の活動であればの模様。だから、
他人の考えることが
ハイジには
分かるかと言うと、そうでもないと
想像しています。とこれは話のついで。
そんな風に
「超能力」というものを
私は
結構否定しないのですが、
そうした知識を私自身の「外界現実への向かい方」の懐に入れられるかというと、それは
全くできないわけです。
そんなレアな話に頼っても仕方ない。というか、
自分自身がその能力を使えないのであれば、
自分の人生を生きるための「現実の法則」の知識にいれても
役に立ちようもない^^;
「自分の人生のための思考の体系」を持つそれが、
「自分に対する論理的思考」の
事前解説を
読者広場でちょっと書いた、以下のことなのです。
( 『「立ち位置」から「追加検討」と「フォローアップ」へ』 No.420 2012/01/06)「自分に対する論理的思考」とは、
「外界現実」と「自己の本性」というものを、
「自分自身として誰にどう言われようとも揺らぎなくそれで生きることに満足できる事実」だけによって、
全てがつながり矛盾のないものとして捉え持つ。
そんな思考の体系を、自分の人生のために持つことです。
と。
もしそれが、
「前世占いで言われること」が
自分のそれなのだと、
揺らぎない自信と安心感において言えるのであれば、もうそれは
人それぞれの自由です。
ただそこで
自分自身で占いして、出る答えで常に問題解決できる、という
「実践」あっての話になりますね。そもそも
人に占ってもらっている段階で、
自分ではそもそも「考える」ということ自体ができていないという話にはなるでしょう^^;
まあそんな話として、
私の場合は
「自分の人生のための思考の体系」は、
ごく実直な現実科学です。
『入門編上巻』の
主テーマの一角ですね。
科学というのは、
究極的に突き詰めると、
見えない「へり(縁)」に行き着くものです。
「神」もその一つ。それは
科学を超えた領域であって、
科学からどう分かりようもない。だから
頼るわけにも行かない^^; ですから
島野に
「神を信じるか」と聞かれるなら、
答えは
「否定はしないけど、知らない」です^^;
「見えない現実法則」一方そのように、
「自分の人生のための思考の体系」には、
自分には分かりようもないことにはどんなことがあるか、への
知識、
思考体系も含みます。
そしてさらに、その
「自分には分かりようもないこと」が、
自分のこれからの歩み先に
重要なものと
感じた時、当然それは
自分の人生の生き方に
甚大なる影響を与えるものになります。
そうしたものとしてあるものが、
この心理学で
「未知」と呼んでいるものであるわけです。
それを
どのように視界に含め、どう向かうかによって、
ベースにおいて確立された姿勢が、
異次元へと変化していくという話になる。
それが
残り2つの軸、
「そもそも良い外面現実とは」そして
視野に
含めるべき、見えない「現実の法則」とは
何かという話になります。
これが
2つあります。
「関係性における情緒レベル感情」と
「人生レベル感情」それぞれに
対応してです。
その
2つの
「見えない現実法則」として
含み入れるべきものというのは、
極めて単純です。
言葉も
単純。しかし誰も、それが
できていない。
世の普通の人は。
それを無視した行動しかできていない。
ここは
教科書的短文というより
話を膨らませた部分になりましたが、うまくつながったようで
残り2つの軸の話を続けましょう。
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