今日の
2個目^^。
「6つの流れ」の
最初になる
「基本的自己受容」については、
『実践ガイド』および
このブログでも
あまりクローズアップして書いていませんでしたので、これを
タイトルにした説明を書いておきましょう^^。
「基本的自己受容」取り組みの歩みの
スタートポイントは、
やはりこれになりますね。
「基本的自己受容」です。
ちなみに
『実践編上巻』で
取り組みの流れの
整理を試みた、
4章 ハイブリッド心理学の実践と道のり概要 -全てが「自己の重心」から-にはこれを入れていたのですが(これもちなみに、そこで言う
「自己の重心」とは
「本心」に他なりませんね^^)、
『実践ガイド』では、ちょっと
スタートポイントとしての
その焦点が外れていた感じです^^ゞ
いちおう
該当するのは
「8.新しい一歩への勇気」関連あたりになりますが、これは
内容的には、主に
道のりの
中盤的な話になります。
ということで
『実践ガイド』も、
以下の主旨での
「基本的自己受容」を
スタートポイントにする形に、
あとで改訂しようと思います。
「成長への意志」としての「自己受容」ハイブリッド心理学では
「自己受容」という
深遠なテーマを、まずは
「成長への意志」として言っています。
これからの成長の原点として、今を受容するということです。
今の自分を原点として、成長する意志を持つということです。
これを、
「基本的自己受容」と呼んでいます。
ですからこれは、
「今の自分を全て受け入れる」ということでは、ないのです。
「今の自分で全てオーケー」とするような
意味においては。
成長するのであれば、
受け入れてはならず、変えていきたいものを、
しっかりと見据えるということなのですから。
ただし
変えるためには、
今を
原点として
受け入れる必要がある。それが
「変える」ということです。
今がこうあり、それを
こうすれば
こう変わる。そのような
「変換」の
知恵とは、
まず今の状態をしっかりと知り、今の状態がそうであることを、しっかりと受け止める必要があるのです。
医者が
患者の
現状を
しっかり知り、まず
そこからどう
前進するかを検討するために、
しっかり受けとめるように。
目をそむけたり、
逃げようとすることなく。
それが
「自分を変えたい」となると
「今の自分ではなく」と、自分の
望ましくない何かから
目をそむけて、つまり
知恵を持つことなく、今の自分を
ただ否定して、それを
消し去れるような新しい自分を作ろうと・・
演じようと試みる、というのが出てきます。
これは
「自己受容」ではなく
「自己破壊」を
スタートポイントに置こうとする、
あがきです。
その先に、
人は
心を病むわけです。
そこから、まずは
「今を原点とした成長」への
姿勢へと、
第一歩を踏み出すのです。
それが
「基本的自己受容」です。
関連する話をもう少し書いておきます。
スポンサーサイト