2010-05-24 Mon 12:29:53
第2段階 「内面と外面への向き合い」
ハイブリッド心理学の実践の第2段階は、「内面と外面への向き合い」です。
実践することの項目内容は、第1段階とほとんど変わりはありません。「感情と行動の分離」の姿勢に立った、外面と内面への取り組みを、そのまま続けます。
この段階とは、それを、「自分を知る」「自分を受け入れる」という姿勢と共に、より深く、そしてより広く進めていく段階と言えるでしょう。
実践することの項目内容は、第1段階とほとんど変わらない。
これはつまり、人生とはもともと、今を原点とした「最初の一歩」の繰り返しそして積み重ねなのだということです。最後までです。
「魂の開放」によって始まる第3段階になると、さらにそれが明瞭になってきます。
毎日が新しい人生の一歩のように感じられるようになります。「感情と行動の分離」の姿勢では、外面はより積極的に、内面はより深い自分との向き合いになっていきます。
ゴールの段階とは・・
ちなみに、「命の開放」に至り、その先の「第4段階」になるとどうなるかと言うと、私の感覚では、全ての惑いと怖れが消えます。
心は、「満たされた無の状態」になるという感じ。
「感情と行動の分離」という歩み方の必要性も、ここでもう消えるという感覚です。
まあその姿勢はもう十分に心の芯に定着しているので、その歩み方をやめるというより、その姿勢を必要とするような問題がもう道のりの向こうからもあまりやって来なくなるという印象です。
あとはただ、「命」のままに、大きな河が流れるように生きていく人生がある・・。そんな印象を受けています。
これがハイブリッド心理学が最終的に目指す、心の境地であることを、遠くの山の頂きを望むように心の懐に入れておくのは良いことでしょう。多少の説明をまたあとでしたいと思います。
「目に見えるものは変わらないまま足元が強くなってくる」
一歩一歩の歩み方は、基本的には最後まで同じです。
大きく違ってくるのは、道のりで向こうから訪れるものです。心の風景です。
それをあらかじめ知っておき、視線を向ける方向をうまく定めることが、道のりの先へとより早く向かうことにもつながるでしょう。
一方それは、自分がもうかなり成長できたと思い込みたくなり、また実際しばしば、自分は成長できたと錯覚し安い話にもなります。
それでいいんです。それがどこまで事実か、それとも錯覚だったかは、生きていく中で向かうからやってくる人生課題の中で、自ずと示されます。
錯覚であった部分は、自分はまだ前と同じままだった・・という幻滅に変わるでしょう
しかしそこで自分の心に起きたことを振り返ることが、何よりも、「自分を知る」そして「自分を受け入れる」という最初の心の開放を、深めていくのです。
第1段階では、何度も「自分はまだ前と同じまま・・」と感じる動揺が繰り返されます。変化してくるのは、まず、そうした自分の内面に向き合うための、足元の強さとも言えるものが増してくるという変化です。
これを私はよく、「目に見えるものは変わらないまま、まず足元が強くなってくる」とご相談者に説明しています。
そうして、足元から始まった「強さの増大」が、足腰から胸へ、そして頭に届いた時、「これが自分を知るということなのだ・・」という実感、そして「自分を受け入れる」という感覚として表れてきます。
そこからが、この歩みが第2段階へと深まる時となるでしょう。
「魂の感情」という大きな鍵
このように歩みそのものは同じですが、見えるものが少しづつ変化してきます。
第2段階は、「自分を知る」そして「自分を受け入れる」という感覚を携えて、「価値観」そして「信仰」に向き合う、静かで長い歩みになります。
外面においては、「行動学」をより力強く実践していく方向へ。
こうして、この歩みは、心の深さと広さへと向かうものになります。
ここで、「心の未知の異次元」に向かうにあたっては、見えるものが少しづつ変化してくる中で、あるものがとても重要な鍵になってきます。
それが「魂の感情」です。
これとともに歩む時間を経た先に、「神になるのをやめるひらめき」へのつながりが、心の中でその導火線を用意し始めるという流れになると、ハイブリッド心理学では考えています。
「自分を受け入れる」こと、そして「魂の感情」について説明など交えながら、この流れをざっと追っていきたいと思います。
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2010-05-24 Mon 14:02:49
「魂の感情」について説明を始めようと思っていますが、まず
『今日の格言』で、その
鮮明な位置づけを
一言で表しておきましょう。
魂の感情が消えたとき、人生の悪あがきが始まる。こんな風に
一言でいえるほど、
「魂の感情」と、
それとは違う日々の感情は、
質が
異なります。
その
2つを
またがって見る目を持った時、
人生が変わります。いや、
人生が、
ありのままの自分のものへと、戻ります。
『入門編下巻』は、この
「魂の感情」の成熟の
変遷を、
本の半分を使って詳しく書いています。
まだの方はせひ買ってェェェ~~\!!(~_~)!!/(←悲痛な叫びアハハ^^;)キモになる
ポイントを、説明していきましょう。